夕飯に関して
こんばんは、水曜日です。やっと中間地点です。なんとか火曜の終盤から持ち直してきました。家に帰ったらポストに不在者通知が入っていたんですけど・・・時間みたら帰って来る1時間ほど前でした。電話して待ってもいいんですけど今のコンディションだとご飯食べた後寝てしまいそうで、そこからまたインターホンに起こされるのは到底耐え難いと考えて素直に郵便局に向かって荷物を受け取りました。まあこの後来週の買い出しもしたのでそのついでです。
さて、家に帰っていよいよ夕食の時間。とは言っても電子レンジもガスコンロも冷蔵庫もないので、これらを使わずに作れるものに限られます。なんでないかって?引越しの時邪魔で重いからです。それにポッドと炊飯器と2000円くらいのホットプレートがあればあったかい食事のニーズのかなり広い範囲はカバーできます。ただ自ずと常温保存が利くものがおかずに選ばれます。仕方ないね。
いざ、調理(?)開始
まずなんと言っても主役のご飯がいないと物事は始まらない。通常ドラマやアニメのご飯のシーンでは必ずおかずや汁物がテーブルに並んでいてご飯のお茶碗には何も入っていない。家族が揃ってからお母さんが炊飯器からご飯を丁寧に取り出すシーンはドラえもんで目が赤くなるほど見たことだろう。何?既にご飯中からのシーンばっかりだ?最近はそういうものなのか。
まあいい。幸い今日のご飯は朝に炊いたもの。つまりあの炊き立て感がまだほんのり残っているということ。2合半炊いて半分は弁当になった。そして今もなお半分残っている・・・!つまりこういうことだ。
釜に残ったごはんを全部皿に移して空っぽになりました。アリアスの守備隊のナイフと減らず口と一緒に炊飯器の蓋は閉じられました。また洗う飯の後までしばし安らかに。とまあ開幕から順序が既におかしいがそんなものだ。おかずがそもそもないのだから。
いつも店によっては缶詰の前でにらめっこしています。鯖缶は絶対味噌煮と味付け煮しか買わない派です。水煮はあまりにもハードルが高い・・・どんな場面で食べるのかこっちが聞きたいです。
まあ最近はもっぱらツナ缶ばっかりですけどね。ただしツナ缶だからと侮るべからず。サンドイッチにするならキュウリ、トマトについで欠かせない具に変わりますからね。
あー・・・キュウリに塩胡椒とマヨネーズかけただけの具のサンドイッチ食べたい。
それで、そのツナをどうするのかというと
はい、(サビには突入しません)もう身も蓋もあったもんじゃないです。この丼はこの所業を受け止めるために生を授かり、そしてまっとうしているのです。そんな丼を誰が咎められるというのですか。
そしてそれだけでは終わらないのがミソです。だってただこれだけだとほんのりツナ風味で油っぽいご飯にしかならないんです!クシャナ殿下の騎兵隊から馬を取り上げるような所業ですよ。しっかり引き立てる存在は欠かせません。
というわけで貴様も米とツナと一体になるんだ。期待を込めてキャップを開けるとポン酢は澄み切った笑顔で注がれていき・・・
こうして人々に束の間の幸福をもたらすであろう1品は完成した。
と、強引にまとめていますけど味はどうかというと、もうポン酢がいい役しています。ほんと程よく刺激的な風味を足してくれる。これによってツナの味が何十倍も強化されて、その恩恵が米にも及んでいます。丼の中の幸福指数がカンスト寸前ですよもう。
素朴な見た目なのに香りと味からそのポテンシャルが見えているんですよ。
ぜひ頭の片隅にあったら作ってみてください。
特に避難訓練用のバッグにツナ缶を入れている人がいるなら賞味期限が近いもので試してみるといいかもしれないですね。
さて、幸福の一杯を満喫したところで今日はさっと寝てしまうことにします。
明日もよい1日を。